年賀状大賞

長野県 新井 結加里

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つたえたいあいて:おともだち


講評

 被災された譲二さんを励ますために、ことばの“宝石”が散りばめられた年賀状。
 巳年にちなんで使われている「抜け殻」や「脱皮」ということばには、地域全体の「復興」や「再生」という願いも込められていると思います。
 大きな災害が起きる度に、私たちは多くのことに気付かされますが、被災された方々にとって、この経験が優れた「武器」や「宝物」になるには、まだまだ時間がかかると拝察いたします。
 更に復興が進んで、被災された方の心と日常に、早く平穏な日々が戻ることを心より祈っております。

後藤 石鼎 先生